【香港国際競走】4戦に7頭出しムーア師「皆期待しています」

[ 2017年12月8日 05:30 ]

香港国際競走に管理する7頭出走が決まっているムーア調教師
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 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、香港国際4レースに出走する7頭を管理するムーア調教師を直撃した。

 ――今年は香港国際4レースに7頭を出走させます。

 ムーア師 どれも有力、というわけではないけど皆、期待しています。

 ――香港カップのワーザーは前走(ジョッキークラブC)を勝っての参戦。

 はい。休み明け2戦目で一変。しっかり勝ち切ってくれました。

 ――今回は相手が強化されるけど、同じ舞台(シャティン芝2000メートル)。

 昨年にはクイーンエリザベス2世Cも勝っている条件。当然、ここも期待しています。

 ――春には気管支内出血があった。

 レース後に見受けられたけど、その時でさえ1カ月後には競馬に使えています。今は全く気にする必要はありません。

 ――最終追い切りの動きは?

 レースでも乗るT・ベリー騎手を乗せて芝で併せ馬。ベリーも凄く良い動きだった、と言うように本当にシャープな動きを見せてくれました。

 ――マイルにはビューティージェネレーション、ヘレンパラゴン、ジョイフルトリニティの3頭が出走予定。

 ヘレンパラゴンは最終追い切りで遅れてしまいました。ジョイフルは現在は心配ないものの中間、右前脚を少し痛めるアクシデント。でもビューティージェネレーションは順調そのもの。マイルの3頭の中では最もお薦めできます。

 ――前走(ジョッキークラブマイル3着)も見せ場十分の競馬。負けはしたものの勝ち馬とはわずか1馬身差。

 はい。コース取りを間違っていなければ勝てていた競馬だと思います。その後も変わらず状態は良いですよ。期待してください。

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2017年12月8日のニュース