【チャンピオンズC】リッキー逃げ粘り3着 東京大賞典で有終Vだ

[ 2017年12月4日 05:30 ]

 逃げたコパノリッキーがゴール寸前まで粘りに粘って3着。単独最多のG1・11勝目はならなかったが、9番人気の低評価に反発するかの力走を見せた。

 最内枠から課題のスタートを決めて5戦ぶりにハナへ。1000メートル通過61秒6のマイペースとはいえ直後のテイエムジンソクにはピッタリとマークされる形。直線入り口で早々と馬体を併せられたが、簡単には屈しなかった。田辺は「理想的な競馬はできた。ジンソクが早く来るのは競馬だから仕方ない。リズム良く行けたし、最後もよく踏ん張っていた」とパートナーを称えた。

 村山師は「能力は出し切ってくれた」とこちらも納得の様子。次走は田辺とのコンビ継続でラストランとなる東京大賞典(29日、大井)へ。鞍上が「(前走で)1200メートルを使ってピリッとしてきたのはいいこと」と手応えを口にすれば、師も「また頑張ってくれる」と有終Vを見据えていた。

続きを表示

2017年12月4日のニュース