【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】25日東京12R 完調に戻ったアッラサルーテが最適舞台で躍動

[ 2017年11月25日 08:00 ]

 今年のジャパンCは最後まで、◎と○の序列に悩んだ。天皇賞・秋を見る前の段階では、神戸新聞杯を楽勝したダービー馬のレイデオロ本命でほぼ固まっていた。春からの成長を感じさせる走りと、目標をジャパンCに絞ったローテーションに好感を持ったためだ。しかし、極悪馬場の天皇賞で見せたパフォーマンスに圧倒されてキタサンブラック本命に傾き、今週の美浦トレセン取材で再びレイデオロが浮上。結論はキャリアの差を重視してキタサンブラック◎としたが、○レイデオロを頭にした馬券もしっかりと買いたい。

 先週は土日に当欄で取り上げた手塚厩舎の2頭が期待通りの走りで連勝。その勢いに乗り、本日も同厩舎の◎アッラサルーテ(東京12R)で勝負を懸ける。1000万クラスでは過去【1202】で、6走前の現級Vは今回と同じ東京芝1400メートルの牝馬限定戦。力量上位で舞台設定も申し分ない。2番人気で6着に敗れた前走・木更津特別は中山芝1600メートルが舞台だった上に、状態も夏場の3戦目でピークを過ぎていた印象。ひと息入れてリフレッシュされた今回は好調教を連発しており、本来の出来を取り戻している。しかも鞍上には頼れるムーアを起用。手塚師は「先行して粘り込むタイプなのでムーアはぴったり。条件ベストでチャンス」と自信満々だ。

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2017年11月25日のニュース