【細原・騎手で獲る　特別編】２５日京都５Ｒ　稽古圧巻ラプトレックスが初陣Ｖだ

　土曜京都の新馬２鞍はともにフルゲート。多頭数だが前評判の高い絶対的な存在はなく、どの馬にもチャンスはありそう。こういう能力がきっ抗したときは、意外に流れは落ち着くもの。ここは素直に稽古で動きが良かった馬を推す。

　京都５Ｒ（芝１６００メートル）は◎ラプトレックス。最終追いのＣＷコースでラスト１Ｆ１２秒３と鋭い反応。僚馬のプリティーキッズ（土曜京都６Ｒ出走）を相手に９馬身差突き放す圧巻の動きだった。稽古をつけた松若は「動きも良く初戦から走れる仕上がり。少し気の悪さがあるので、それが実戦で出なければ」と好感触だった。前進気勢あふれる身のこなしで気性も新馬向き。いきなりから。馬券は馬単・馬連。相手はガルソン、サンラモンバレー、アイネバーフェイルが本線。シンコーメグチャン、ウエスタンヒューズ、ヴィヴを押さえる。

　京都６Ｒ（ダート１８００メートル）はメイショウバルコラ◎。１週前の坂路で余力十分に４Ｆ５２秒５の好時計と、こちらも完成度は高い。スピードとパワーに長けたメイショウボーラー産駒。内枠からスムーズな競馬なら勝ち負けだ。単複で勝負。