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【ジャパンC】ブラック連覇へ貫禄併入、清水久師「完成の域」

併せ馬で馬なりのまま併入するキサンブラック(手前)
Photo By 提供写真

 秋の東京フィナーレを飾る競馬の祭典「第37回ジャパンC」の最終追いが22日、美浦&栗東トレセンで行われた。栗東では歴史的不良馬場の天皇賞・秋を制したキタサンブラックが貫禄十分の併入。Vなら史上最多タイのJRA・G1・7勝目。さらに初の20億円の夢をつなぐ。引退まで今回と有馬記念の2戦。ジェンティルドンナ(12、13年)以来、史上2頭目のジャパンC連覇へ盤石だ。枠順は23日、確定する。 ジャパンC

 気温0度まで冷え込んだ栗東トレセン。キタサンブラックは普段通りにCWコースに入ると、静かに最終リハを完了した。4馬身先行のビップレボルシオン(6歳1000万)を目標に直線へ。調教パートナーの黒岩(レースは武豊)が手綱を押さえたまま、外から並び、測ったように併入した。6F84秒8〜1F12秒9(馬なり)。天皇賞・秋(同83秒7〜同12秒7)と比べると一見地味!?動きを見守った武豊は「思っていたより、静かな最終追い切りと思った」と率直な感想。もっとも表情は穏やかだ。厳寒期とは思えないピッカピカの毛ヅヤ。追いだせば、確実に爆発的に加速していた。

 その背中を知り尽くす“仕上げ人”の黒岩は丁寧に言葉をつないだ。「いつもの感じですね。天皇賞はあの馬場(不良)で多少の疲れは出たと思うけど、先週あたりから上向き。体にも張りが出てきた」と上積みを実感した上で続けた。「これだけの馬。上積みを求めるより、普通の状態以上で出せるのが一番だと思う」。清水久師も「無事に終えて、ひと安心。いい状態で出せる」とうなずいた。

 天皇賞・秋は歴史的不良馬場。想定外の出遅れを乗り越え、同期サトノクラウンを封じ込んだ。同師は「ゲートでああいう形になるとは思わなかったが、本当に強い内容。最後はブラックが根性でしのいでくれると思っていた」と類いまれな精神力に最敬礼した。

 今春話題になった坂路3本乗りも秋は封印したまま。鍛錬から維持へ。天皇賞前に「ほぼ完成」と説明した同師は「完成の域と思っていただいていい」と針を一歩前に進めた。

 優勝賞金3億円が続けて懸かるジャパンC→有馬記念の2戦を最後に種牡馬入りは決定済み。史上最多タイのJRA・G1・7勝目へ。歴代2位の賞金14億9796万円を誇るブラックには史上初の“20億円超え”の壮大な挑戦もある。指揮官は「20億?私の耳にも最近入っています。もちろん、意識しています」と目を輝かせた上でこう結んだ。

 「新たに3歳馬も加わりますが、いつもながら相手は考えず自分のことだけ考え、しっかり仕上げるだけ。ジョッキー(武豊)に任せるだけです」

 普段の走りを体現できれば、結果は付いてくる。9万観衆が驚嘆した逃げ切り圧勝劇から1年。神の領域に入ったブラックの史上最強へのカウントダウンが始まった。

 ▼前回・天皇賞・秋最終追い 黒岩が騎乗してCWコースで2歳馬を追走。直線は外に併せて軽く促し併入に持ち込んだ。重い馬場に加え、相手に合わせたこともありラスト1Fは12秒7と地味だったが、黒岩は「手応えや雰囲気は凄くいい」と好感触。

[ 2017年11月23日 05:30 ]

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