【福岡チャンピオンC】松井 押し切りG1V 通算56回目

[ 2017年11月17日 05:30 ]

通算56回目のG1優勝を果たした松井繁
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 ボートレース福岡の開設64周年記念G1「福岡チャンピオンカップ」の優勝戦が16日、第12Rで行われ、1号艇の松井繁(48=大阪)がガッチリと押し切り、14年ぶり2回目の当地周年制覇を決めた。10月桐生周年記念に続き56回目のG1V。優勝賞金900万円を加算し、これでグランプリのシード圏内となる賞金ランク6位に浮上した。

 バースデーシリーズでもあった今節は初日ドリーム戦を制し、予選トップ、優勝戦絶好枠と主役を演じきった。最後も一本かぶりの人気に応え、表情は充実感で満ちていた。

 「水面が良くなっていい逃げができた。福岡は常にウネリとの戦いになるけど、今節はうまくしのげましたね」

 レースはコンマ12のスタートを決めると、あとは一目散の逃走劇。吉田拡郎が2コースツケマイを放ったが動じることなく、ビクトリーロードを築いた。

 「(年末に向けて)いいリズムになってきたと思うし、この優勝は次につながる。下関チャレンジカップ次第にはなるけどベスト6を目指して頑張ります」

 年末に向けたマネーバトルも佳境を迎え、いよいよ松井がトップギアに入ってきた。

 ≪次走は下関SG≫松井繁、吉田拡郎、辻栄蔵、篠崎仁志、片岡雅裕、今垣光太郎の次走は21日からの下関SGチャレンジカップ。山崎智也、魚谷智之、白井英治、菊地孝平、毒島誠、峰竜太、篠崎元志、茅原悠紀、桐生順平ら強豪とVを争う。

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2017年11月17日のニュース