【万哲の乱 特別編】5日京都11R 3歳タガノディグオが久々の京都で一気

[ 2017年11月5日 08:00 ]

 本日の日曜紙面でも触れた通り、東京メインのアルゼンチン共和国杯はグレード導入の84年以降では初めて4歳馬の出走がゼロ。

 一方、京都メイン11Rの「みやこS」も驚いたことに4歳馬がいない。本来ならば、バリバリ稼働するべき年齢。先週の天皇賞・秋も強力5歳世代がワンツーを決めたばかり。4歳エース格のサトノダイヤモンドが凱旋門賞に挑んだこともあるが、今後の古馬戦線を盛り上げるためにも「4歳馬の奮起」を祈るのみ。

 ということで、みやこSは3歳VS5歳以上の図式。ただ、3歳代表のエピカリスは歓迎とはいえない外寄り15番枠。すぐ横の5歳代表テイエムジンソクの徹底マークは楽ではない?

 そこで、3歳伏兵!?の◎タガノディグオに夢配当の期待だ。7月の交流G1ジャパンダートダービー(3着)でも大勝負したが、外からしぶとく伸びていた。優勝した公営の雄ヒガシウィルウィンとは0秒2差。当時2着サンライズソアはその後は古馬相手に連続3着で、次週11日の武蔵野S(東京)のV候補に挙がっている。そう考えれば、ディグオも十分ここで通用する計算。8月新潟のレパードS(12着)は大井から栗東に戻った後、約1カ月で再び新潟遠征の強行軍。体が14キロ減った上に大外15番枠では厳しかった。休み明けの白山大賞典(4着)を叩き、1日の最終追いは坂路4F51秒2の自己ベスト。これだけ動けば、春以上の活躍が見込める。栗東からの輸送距離が短い「地元戦」の京都ダートは4戦全て2着と堅実。前が飛ばしてくれそうな顔触れも魅力で、自慢の末脚が生きる。

 《もうひと押し》京都10R・長岡京Sは◎ワントゥワン。2走前の小豆島特別(2着)はいくら超スローとはいえ、上がり3F32秒2と極限の切れ。先週までの道悪競馬だと厳しかったが、今週は幸い好天。自慢の瞬発力で突破だ。

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2017年11月5日のニュース