【万哲の乱　特別編】４日福島１１Ｒ　リッパーザウィンが放牧効果で鉄砲駆け

　福島１１Ｒ・みちのくＳは休み明けでも◎リッパーザウィンを狙ってみたい。先週１０月２５日の１週前追いでは格上リアルスティール（天皇賞・秋４着）に胸を借りて、２馬身半差遅れで何とか踏ん張った。Ｇ１馬と併せた効果か？今週１日の最終追いは坂路で４Ｆ５０秒８の好時計をマーク。これまでにない絶好の動きを見せている。苦手な夏競馬を早く切り上げて、リフレッシュした効果は大きかったようだ。福島では好走例こそないが、同形態＆スピードが出やすい軽い芝の小倉芝１２００メートルで過去３勝。「１分８秒２」の持ち時計もあり、高速決着ＯＫの強みもある。スタートを決めて、好位で運べるようなら上位争いは夢ではない。

　《もうひと押し》東京９Ｒ・南武特別は、リッパーザウィンと同じ矢作厩舎の◎ホウオウドリーム。春シーズンには、矢作師が「菊花賞に行きたい」と言っていたほどの逸材。母メジロドベールの主戦だった吉田豊を背にした前走（１着）が本当に強かった。同じ東京芝２４００メートルに再登場。中３週のローテーションも理想的で、ここは通過点。