【徳山・MB大賞】新田 当地連続V「素晴らしいエンジン」

[ 2017年10月23日 05:30 ]

徳山MB大賞を制した新田
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 G2「徳山モーターボート大賞」優勝戦が22日、最終12Rで行われ、1号艇・新田雄史がイン全速マイで後続をちぎり捨て快勝した。8月に続く当地連続V。通算18Vを決めた。2着は森高一真だった。

 台風接近。降りしきる大粒の雨。しかし、新田の集中力が乱れることはなかった。インからコンマ09の踏み込み。ダッシュ勢を一蹴し、先に回って先頭キープ。早々と決着をつけた。エース35号機は出足、伸びとも上位レベル。初日ドリーム戦を制して波に乗った。2日目以降も手堅くまとめ、気がつけば、ただ1人オール3連対キープ。序盤から新田に死角なし、のムードをつくり出し、その流れに自らを乗せていった。

 「優勝戦では安心してゆっくりターンした。素晴らしいエンジンだった。よほどミスをしない限り、いけると思っていた」。まずはエース機に感謝。そして、こう続けた。「今年は徳山だけでしか優勝していない。徳山だけで生活できるかな(笑い)。得意のプールになった」。プロ野球のペナントレースもそうだが“お得意さん”をつくるのは年間を通して戦う上で重要だ。グランプリ出場も手に届くところまで近づき、新田が勝負モードに入った。

 ≪新田、次走は住之江一般戦≫優勝した新田雄史の次走は24日からの住之江一般戦。平石和男、太田和美、谷村一哉らと優勝を争う。森高一真は11月2日からの児島G1児島キングC。松井繁、菊地孝平、桐生順平ら強豪が相手。萩原秀人は11月4日からのびわこ一般戦。山田豊、石橋道友、宮崎奨らが出場。中野次郎は30日からの多摩川スポーツニッポン賞。北村征嗣、吉永則雄、谷野錬志らが参戦。西山貴浩、安達裕樹は29日からの津一般戦。杉山正樹、中越博紀、池永太らとVを争う。

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2017年10月23日のニュース