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【菊花賞】アプローチ絶妙!あえて重&芝でベスト予行12秒5

イダエンペラー(右)と併せ、芝コースで追い切るベストアプローチ
Photo By 提供写真

 名門・藤原英厩舎が選択した“最良の方法”。ベストアプローチは菊花賞出走が確定している馬の中で唯一、レースとの間隔が詰まる木曜追いを敢行した。「詳しいことは調教師に聞いて。ただ、こういう(悪い)馬場になるのは分かっていたんじゃないの」。調教コースに叩きつける大粒の雨を背に、荻野助手はニヤリと笑った。

 前日はやや重だった芝コースもこの日は重に。水しぶきを上げるイダエンペラー(2歳未勝利)の5馬身後ろからアプローチはスタートした。離れた僚馬を目標に折り合うと、直線で外へ。4戦連続でコンビを組む岩田が仕掛けると、力強い伸びで半馬身先着した。時計は5F66秒7〜1F12秒5。岩田は「久々だった前走(神戸新聞杯6着)より走りが素軽かった。折り合いは問題ないし、バテへん馬。距離は全く心配していない」と明るかった。

 待ち受けるのは3000メートルの長丁場。本番までの疲労を考慮して大半の陣営は水曜に追い切った。同馬も春のクラシック戦線は水曜(CWコース)に追い切られていたが、師は「毎日馬を見ていてその時の感じでひらめいた。馬場を考慮しての芝での追い切り。合っていたかどうかは結果次第」と説明。台風接近の週末は降雨濃厚。同馬はデビュー8戦で良馬場しか経験がない。これが本番にリンクする最高の予行演習になったことは間違いない。

 父ニューアプローチ、父の父ガリレオが英ダービー優勝馬で、母の父が欧州重賞4勝のエフィシオという生粋の海外血統。師も「(悪い)馬場と3000メートルには適性があると思っている」とその血が目覚める瞬間に期待を懸ける。「正直、夏を越した成長がイメージより遅い。前走ももう少しいいパフォーマンスを見たかったところ。鍛えがいがあるのがこの馬の魅力なんだけど」。百戦錬磨の指揮官は、まだ成長途上のジャッジを下す。それでも雨中の木曜追いが馬名通りの“ベストアプローチ”となれば…。陣営が信じる最善手の答えは雨に濡れた淀で出る。 菊花賞

[ 2017年10月20日 05:30 ]

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