【菊花賞】友道軍団トリコ&ポポカテ 同一助手でどっちも勝つ

[ 2017年10月18日 05:30 ]

 友道厩舎の大西助手は、異例の担当馬2頭での菊獲り挑戦となる。トリコロールブルーは受け持ち始めた前走・日高特別をいきなりV。32キロの馬体増で初対戦の古馬を破った。「写真を見ればむしろ細く見えたりしますよ。今回は輸送で少し減るかもしれないが、(32キロ増は)成長分と見てもらっていいんじゃないか」と同助手。極端なピッチ走法なだけに降り続ける雨にも「道悪はこなしてくれると思う」と笑顔を見せた。

 一方、ポポカテペトルはデビュー時から担当。「めっちゃモッサリしているけどスタミナはある。前走(阿賀野川特別)は古馬の1000万にきっちり勝ったから」と能力を認めている。課題のスタートについては「今回はハミを替える。少しはマシになるんじゃ」と対策を打つ予定だ。

 取材後、他のスタッフから飛んだのは「どっちも勝つ!」のハッパ。“6000メートルの菊花賞”へ、大西助手の忙しい1週間が始まった。

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2017年10月18日のニュース