【菊花賞】圧巻の前走スワロー、距離延長も最速の鬼脚再び!

[ 2017年10月17日 05:30 ]

 トライアルのセントライト記念を制し、一躍主役に急浮上したのがミッキースワローだ。中団でじっくり脚をため、メンバー最速3F33秒4の鬼脚で皐月賞馬アルアインをねじ伏せた。菊沢師は「こちらは夏を使っていて仕上がっていたこともあるけど、強い勝ち方だった。しまいを生かす競馬を教えてきたのが実ってきた」と目を細める。

 デビューが2月25日と遅く、クラシック登録を行っていないため、追加登録料200万円を支払っての参戦。12日の1週前追いも指揮官自らが騎乗し、愛馬の状態を確認した。「(1週前は)瞬発力を意識したメニュー。普段から長い距離を乗ったりして、距離延長をイメージしたトレーニングを行っている」。

 京都は春のG2京都新聞杯(5着)で経験。当時は勝ち馬プラチナムバレットと0秒1差と小差だった。同師は「京都を経験したことが少しでもプラスになれば。当時は力む面があったが、今の雰囲気なら折り合い面も大丈夫だと思う。相手も強くなるので楽ではないけど、前走の脚が使えれば」とラスト一冠奪取を見据えている。

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2017年10月17日のニュース