【秋華賞】末脚発揮もリスグラ2着…豊「勝ったと思ったけど」

[ 2017年10月16日 05:30 ]

<秋華賞>ディアドラ(左)に敗れ2着に終わったリスグラシュー(7)
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 リスグラシューは勝負どころで、大外からポジションを上げていく。悲願の初G1へ武豊のゴーサインが出る。直線ジリジリと末脚を伸ばし歓喜の瞬間はすぐそこのはずだった…。だが、ディアドラにあっさりかわされ、辛うじてモズカッチャンを差して2着が精いっぱい。鞍上の武豊はサバサバとした表情でレースを振り返った。

 「スタートの悪さもリカバリーできたし、この馬のレースはできた。勝ったと思ったけど…。う〜ん、残念ですね」

 牝馬3冠は皆勤賞で2、5、2着。栄冠はあと一歩のところまで来ている。矢作師は「ジョッキーはうまく乗ってくれたし、いい競馬をしてくれている。今日はハービンジャー(勝ち馬の父)の馬場だった」と唇をかんだ。この後はエリザベス女王杯へ。さらに有馬記念(12月24日、中山)も見据える。諦めない精神力がある限り、G1奪取の日は遠くないはずだ。

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2017年10月16日のニュース