【秋華賞】ルメール 出遅れて「馬を怒った」が…展開向いて「ごっつぁんです」

[ 2017年10月15日 16:27 ]

<京都競馬11R秋華賞>リスグラシュー(7)らを差し切ったディアドラ(左)
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 3歳牝馬の3冠最終戦「第22回秋華賞」(G1、芝2000メートル)が15日、京都競馬場11Rで行われ、C・ルメール騎手騎乗のディアドラ(牝3=橋田厩舎、父ハービンジャー、母ライツェント)が勝利した。1馬身1/4差の2着はリスグラシュー、さらに鼻差の3着にはモズカッチャンが入った。

 ディアドラに騎乗したルメールにとっては想定外の出遅れだった。「スタート後は馬を怒った」とレース序盤から馬に気合いを入れたが、後方集団からの競馬となってしまった。

 しかし、レースは急展開。アエロリットなど人気馬が先行し、モズカッチャン、リスグラシューら実力馬が早めに仕掛けた。結果的に後方待機が功を奏し豪快な差し切り勝利。「直線ですごく心配だったが、一生懸命でよく伸びた。ラスト50メートルは前の馬が止まっていた」と名手も笑顔だった。

 親日家のフランス人ジョッキーはレース後、「ごっつぁんです」と大相撲の力士が懸賞金もらう仕草でおどけて報道陣を笑わせた。

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2017年10月15日のニュース