【万哲の乱　特別編】１５日東京１１Ｒ　アングライフェンは道悪の鬼

　正直、土曜は天気予報に翻弄されてしまった。東京は「やや重」で終日行われたが、個人的にはもっと降る（重か不良？）と思っていた。メイン・府中牝馬Ｓの３着馬アドマイヤリードの上がり３Ｆは３２秒９（驚き）。いくら道中スローペースとはいえ、完全に良馬場レベル。もし、日曜に雨が降らなければ、先週並みの「高速決着」まである。ただ、日曜の東京の天気予報はどうみても雨…。土曜とは違って、道悪の巧拙がはっきり問われそうだ。

　東京１１Ｒ・オクトーバーＳは「道悪の鬼」の◎アングライフェンを信頼。話は古いが、昨年２月東京のアメジストＳ（１着）で重馬場で楽勝。３走前の函館記念（４着）も重馬場で好位から粘りに粘っていた。函館記念と比べると、オープン特別のここはかなり相手が楽。それに前走着順を見ると、不振な馬が多い。前走・丹頂Ｓ（２着）の内容も良く、道悪＆夏場に使ってきた順調の強みを信頼。

　《もうひと押し》新潟１１Ｒ・信越Ｓは１４００メートル巧者の◎タガノブルグから。前走・朱鷺Ｓ２着時の勝ち馬ワンスインナムーンが続くスプリンターズＳ３着なら、レースレベルは高かった。今回はハンデ戦で１キロ減の５５キロと有利になった。