【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】7日京都9R 前走で充実ぶりを示したカルムパシオンの先行押し切り

[ 2017年10月7日 08:00 ]

 先週はスプリンターズSも凱旋門賞も外れ。◎メラグラーナが7着に終わった前者は全くの完敗だが、いわゆる「2着抜け」の凱旋門賞は悔いが残った。前哨戦のフォワ賞を重視して優勝馬チンギスシークレットを▲と高評価しながら、休み明けとしては好内容の2着だったクロスオブスターズは無印。実を言うと、昨年の凱旋門賞も1着ファウンドに◎を打ちながら、2着ハイランドリールが無印だった。海外馬券発売3年目となる来年への教訓。相手選びはもっと慎重に…。

 関東主場が東京に移る今週は土日月の3日間開催。初日は全レースを吟味した結果、京都9Rを当欄の推奨レースとした。◎カルムパシオンは関西馬だが、最近2戦続けて関東圏の競馬場で出走。2走前の新潟ダート1800メートル戦では逃げて0秒3差2着に粘り、前走の中山ダート1800メートル戦は2番手から最後まで脚を使って0秒1差の3着。好走パターンの「逃げ」の形を取れなくても好走できたのは、今の充実ぶりの証明だろう。地元の京都ダートにも2戦1勝と良績があり、今回は前走とは違って強力な同型が不在。名手・武豊がマイペース逃げに持ち込んで押し切るとみた。

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2017年10月7日のニュース