【地方競馬です！】森の逆転リーディングなるか　６月の落馬骨折から復帰

森泰斗騎手
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　６月２０日の船橋２Ｒの馬場入場時に落馬し、右かかとを骨折。休養していた森泰斗（３６）が先月２５日の船橋から復帰。今月４日までに８勝を挙げ、今年１５３勝、健在ぶりをアピールしている。

　３カ月のブランクは騎手人生で最長というだけあって、復帰初戦で７着に終わった後の第一声は「疲れました。一発目から格好良く勝ちたかった。体も対応しきれていない。数乗れば戻ってくるとは思いますけど」と話していたが、続く２戦を連続２着。４戦目の８Ｒで勝ち、１０２日ぶりの勝ち星を挙げた。「ホッとしました。フレッシュで新人に戻ったみたいな気持ち。初戦はフワフワしていたけど、だいぶ感じはいいです」と森。復帰初日ですかさず感覚を取り戻すあたり、さすがは昨年まで３年連続南関東リーディング騎手の面目躍如だった。

　休養中は「重賞レースだけ見てました。見ちゃうとモヤモヤしちゃうと思ったから」と告白。初めての海外というハワイ旅行などで「精神的にリフレッシュした」と言う。３カ月のブランクがあったもののリーディングは４日現在、首位の矢野貴之と４２勝差の２位。「厳しいとは思いますが、もちろん逆転は狙ってますよ」ときっぱり。今年も残り３カ月。逆転での４年連続なるか！？森の追い込みに注目だ。　（鈴木　智憲）