【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】1日凱旋門賞 断然人気でも大物エネイブルを素直に信頼

[ 2017年10月1日 08:00 ]

 本日の当欄では、紙面で予想原稿を掲載していない凱旋門賞を取り上げたい。悲願の日本馬初優勝が懸かるサトノダイヤモンドは、前哨戦のフォワ賞が明らかに物足りない内容の4着。しかも陣営のコメントを聞く限り、期待した上積みもそれほど感じられない。不利な外枠(13番ゲート)、前走に続いて道悪が濃厚では…。応援はするが、予想的には押さえの△にとどめた。

 早い段階から断然の主役候補と目され、ブックメーカーでも圧倒的な1番人気に推されている◎エネイブル。配当的な妙味は少なくても、今年は素直にこの馬から勝負したい。重量面の恩恵が大きく、凱旋門賞での好成績が目立っている3歳牝馬。しかも世代限定G1にとどまらず、上半期の欧州最高峰レースであるキングジョージも5馬身差圧勝の戦績はケチの付けようがない。多頭数の内枠(2番ゲート)でマークを一身に集めるのは楽ではないが、鞍上は希代の名手デットーリ。昨年はオブライエン陣営の“3番手”オーダーオブセントジョージ(3着)で、優勝した“1番手”ファウンドのアシスト役に徹したが、今年は自らの勝利だけを追求できる立場。変幻自在の立ち回りでパートナーをきっちりVに導くとみた。

 馬券は絞る必要があり、3連単で◎エネイブルを1着に固定。2着に○ウィンター、▲チンギスシークレット、☆ユリシーズ、3着にはその3頭に△3頭を加えた計15点買いで勝負だ。

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2017年10月1日のニュース