【凱旋門賞】1番人気は7連敗中 大番狂わせの可能性あり

[ 2017年9月29日 05:30 ]

 凱旋門賞イコール“番狂わせ”の歴史。世界の名だたるレースでこれほど順当の2文字とかけ離れた大一番も珍しい。昨年、4歳牝馬ファウンドがレコード勝ちを果たし、オブライエン厩舎が1〜3着を独占したが、名門厩舎にあってこの人気が5、9、7番人気。一筋縄ではいかない。

 振り返ればオルフェーヴルが首差惜敗を喫した12年も勝ったソレミアは12番人気。日本から3頭が挑戦した14年は1着が7番人気トレヴ。これに11番人気フリントシャーが続いた。日本馬は本命馬ではなく、予想外の伏兵に敗れているのだ。過去10年で1番人気馬は現在7連敗中で【2215】と低空飛行。3歳牝馬エネイブルが話題と人気を独占する今年も大番狂わせの可能性を秘めている。

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2017年9月29日のニュース