【スプリンターズS】ブリザード“進化”11秒6で一発ムード

[ 2017年9月28日 05:30 ]

モッセ騎手を背に追い切るブリザード
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 香港馬ブリザードに一発ムードが漂っている。27日朝に中山競馬場の芝コースで追い切られ、4F50秒2〜1F11秒6。初めてのコースに戸惑うこともなく、スムーズな加速とコーナリングから直線で鋭く伸びた。騎乗したモッセは1年半ぶりのコンビ。13年天皇賞・春3着のレッドカドーなど日本での騎乗経験も豊富な50歳の名手は「久しぶりに乗ったが、非常に大人になった。輸送や1頭での調整などいろいろな初体験をプロフェッショナルに消化している」と成長に目を細めた。

 管理するイウ師は10年に伏兵ウルトラファンタジーでV。「ウルトラは先行馬で理想的なレースの形が決まっていたが、こちらは万能型。8歳だったウルトラに対して6歳と若さがあるし、期待を持っている」と手応えを示した。G1タイトルこそないが、モッセは「馬のレベル的には全く心配ない」と自信満々。「コーナーをうまくこなすことが一番のテーマ。そのためにも内枠が欲しい」との希望がかなえば、激走確率はさらに上がりそうだ。

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2017年9月28日のニュース