【万哲の乱 特別編】27日札幌11R 再コンビの魔術師モレイラでシュウジが復活

[ 2017年8月27日 08:00 ]

 かつて行われていた「ワールドスーパージョッキーズシリーズ」(WASJの前身)は阪神JFと同週で重なることが多く、テン乗りの外国人騎手が高配当を出すことがよくあった。個人的にはファロン騎乗で2着に逃げ粘り、万馬券を演出してくれた01年の◎アローキャリー(勝ち馬タムロチェリーはペリエ)が印象深い。WAJSが札幌5週目で定着していけば、同週のキーンランドCと関連が深くなっていくのは容易に想像できる。

 今年、外国人騎手は計3人(と言っても、うち2人はJRA所属のMデムーロとルメール)。中でも“マジックマン”の異名を持つモレイラが丸1年ぶりに騎乗する(10)シュウジは、近走不振でも不気味。2走前の高松宮記念(15着)は他馬と逃げ争いを演じ、前走・函館スプリントS(10着)は前半3F32秒2であまりに飛ばし過ぎた。近走の敗因は、はっきりしている。

 モレイラが騎乗した前年のキーンランドC(2着)は逃げたが、本来は控えても問題ないタイプ。函館で十分乗り込み、札幌移動後の24日の最終追いは伸びは上々だった。確かに別定58キロは厳しいが、モマれにくい外寄り10番枠で、競馬はしやすいはず。モレイラの手綱さばきに注目。

 《もうひと押し》新潟8Rは(1)シーエーパイロットの鉄砲駆け。パイロ産駒は芝でも砂でも6F戦でこそ狙い目。絶好の最内1番枠でロスなくさばく。

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2017年8月27日のニュース