【札幌記念】エアスピネル12秒7!単走で好反応の末脚披露

[ 2017年8月17日 05:30 ]

ウッドチップコースを単走で追い切ったエアスピネル
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 2カ月近く函館で調整するエアスピネルは、Wコースで単走追い。しまいだけ気合をつけられると、ラスト1F12秒7の末脚を発揮した。函館に駆け付けて動きを見守った笹田師は「最後は肩ムチで気を抜かせないように指示。もう少しグッときてほしかったが、水分の含んだ馬場だったからね。上がりの雰囲気は悪くなかった」と上々の感触。

 春はマイル路線を歩み、最大目標の安田記念は5着。直線勝負に懸けたが、なかなか前が空かなかった。笹田師は「左回りだと凄く折り合うのであの形になったが、直線は不利もあったからね。悔しいのひと言」と振り返る。指揮官が伊藤雄二厩舎の助手時代に携わった、エアグルーヴは97、98年の札幌記念を連覇。「助手のころから縁のあるレース。その縁を引き継いでいきたいし、いいレースができれば」と力強く締めくくった。同じ“エア”の勝負服で、再現Vを狙う。

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2017年8月17日のニュース