【西部スポニチ賞】アプローズ増尾厩務員、定年前に劇的勝利を

[ 2017年8月16日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=15日】北九州記念当日の10R「西部スポニチ賞」は本紙スタッフにとって特別な位置付けの1000万。過去の勝ち馬にオーシャンブルーやマコトブリジャール、トーセンビクトリーといった、後の重賞馬が名を連ねる出世レースだ。今年も元オープン馬イモータル、名牝ウオッカの子タニノアーバンシーなどネームバリューのあるメンバーがそろう。

 高橋康厩舎のサウンドアプローズはベテラン・増尾厩務員が担当。来月で定年を迎える増尾厩務員はかつて所属していた野村厩舎(14年に解散)でアルーリングアクト、アルーリングボイスに携わり、小倉2歳S母子制覇(母は当時小倉3歳S)を達成するなど小倉に縁がある人だ。「そういえば、だいぶ前に野村厩舎のシーフリージア(小倉記念4着など)でスポニチ賞を勝った気が…。違ったかな」。すぐに柏原は食い付いたが調べてみると96年西日本スポーツ杯だった。“増尾さん惜しい!”

 社杯かどうかは別にして定年前の勝利となれば劇的。叩き2走目で現級勝ちの地力を発揮しそうだ。

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2017年8月16日のニュース