【2歳馬チェック(新潟)】ウラヌスチャーム 上がり3ハロン32秒0

[ 2017年8月9日 09:25 ]

クイーンS3着など活躍したアメジストリング
Photo By スポニチ

 5日、新潟競馬場5Rで行われた「メイクデビュー新潟」(芝1600メートル)は、石橋脩騎手騎乗のウラヌスチャーム(牝2=斎藤誠厩舎、父ルーラーシップ、母アメジストリング)が叩き合いを制して勝利した。

 出遅れて後方からの競馬となったウラヌスチャーム。4コーナーから外を回って進出すると、新潟の長い直線を活かして大外からまとめてかわしきった。上がり3ハロンは32秒0をマークした。鼻差の2着にカーボナード、さらに1馬身半差の3着にはノーブルカリナンが入った。勝ちタイムは1分38秒2(良)。

 父はルーラーシップ、母は09年クイーンSで3着のアメジストリングという血統。鞍上の石橋は「この上がり(レースの上がり3F32秒8)を差し切るんだから、能力は高い」と評価。斎藤誠師は「暑い時期なので余力残しの仕上げだったが、それであの脚を使うのだから楽しみ。新潟2歳S(27日)を視野に」と今後を展望した。

 次走注目は3着・ノーブルカリナン。スローペースから早めに先頭に立ったが、上位2頭の末脚に屈した。馬場の良い外を通った2頭とは位置取りの差が出たか。

続きを表示

2017年8月9日のニュース