【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】５日新潟１２Ｒ　久々に芝を使ってきたフィビュラが混戦に断

　ＪＲＡが発売している馬券は単勝、複勝、枠連、馬連、馬単、ワイド、３連複、３連単、ＷＩＮ５（ネットのみ）の９種類。レースによって全ての券種を買うが、買い方に関しては個人的に避けているものがある。それは「３連複フォーメーション」。目数の計算が難しいのもあるが、１〜３着馬を全て買っているのに組み合わせの失敗で外れると非常に悔しいためだ。先週のアイビスサマーダッシュで、会社のアルバイト君がこのパターンを経験。「フォーメーションは３連単だけにします」。彼も相当悔しい思いをしたようだ。

　本日の当欄で取り上げるのは新潟１２Ｒ。確固たる中心馬が不在で人気がかなり割れる公算大。どの馬から入っても、的中すれば好配当が期待できる。◎はフィビュラ。久しぶりの芝出走になるが、前回走った３走前の月岡特別（新潟・芝１８００メートル）は１着ロッカフェスタと０秒２差の２着。キャリア唯一の勝利は東京芝１６００メートルの新馬戦で、むしろダートより高い適性を感じさせる。近走は順調さを欠いて休み休みの出走だが、今週はレパードＳに出走するエピカリスの調教パートナーを務め、大きく遅れたものの長めから破格の好時計をマーク。これだけハードに攻められるのは肉体面に不安がない証拠。手薄な顔ぶれの今回、２勝目の大チャンスとみた。