【クイーンS】G1馬リード、重賞連勝へ ルメール「超元気」

[ 2017年7月25日 05:30 ]

秋に向け負けられないアドマイヤリード
Photo By スポニチ

 夏の札幌開幕メイン「第65回クイーンS」はA級牝馬が集結。主役は今春ヴィクトリアマイルでG1初制覇を飾ったアドマイヤリードだ。阪神牝馬S2着から挑んだ前走は中団追走から馬群を縫って一気。重賞初VがG1初優勝の快挙に。須貝師は「予想以上に走ってくれた。輸送が苦手な馬だけど、思ったほど減らなかった(4キロ減)のも良かった。ゴールドシップをはじめ、ステイゴールドの子は結構預からせてもらっているけど、いい経験になっている」と目を細める。

 その後はご褒美のリフレッシュ放牧を挟み、6日に函館入り。1週前の19日は主戦・ルメールを背に函館芝コースで5F66秒6〜1F12秒2(強め)。鞍上は「超元気。洋芝も合いそう。休み明けで100%の仕上げではないけど、彼女は細いので早く仕上がるタイプ。秋も楽しみな馬。いい競馬をしてほしい」と期待を込める。

 通算15戦目で、初の北海道シリーズ参戦。「ステイゴールド産駒で洋芝適性はあると思っての選択。1週前時点では状態もベリーグッド。開幕週なので前残りの可能性はあるけど、切れで十分対応できると思う。今回の1800メートルの内容を見て今後を考えたい」と指揮官。先週20日には札幌に移動した。マイルだけではなく、選択肢を広げる意味でも重要な戦いだ。

続きを表示

2017年7月25日のニュース