【函館2歳S】ミスターX 持ち時計最速カシアスに好印象!

[ 2017年7月23日 05:30 ]

 函館11R・函館2歳Sはカシアス。デビュー戦(2着)こそナンヨープランタンに敗れたが、2戦目できっちり時計を詰めたところが好印象だ。好位からメンバー最速の脚(上がり3F34秒7)で後続に3馬身半差。1分9秒4と今回のメンバーの持ち時計で最も速いタイムで駆け抜けた。逃げた初戦と違って、3番手で我慢を利かせたレース運びにも好感。逃げ切った経験しかない1勝馬が多くエントリーしているが、2戦の経験がきっと生きる。

 3カ月近く函館に滞在してすっかり環境にもなじんでいる。最終追いも馬なりながら好調キープを感じさせる動きを披露。大混戦模様の今年、軸に据えるにはぴったりの馬だ。馬単(11)から(2)(3)(5)(7)(13)へ。

 中京11R・中京記念はマイネルアウラート。昨年は16着に敗れた同レースだが、これは直線で致命的な不利があってのもの。それ以来、2回目の中京参戦だが得意の“左回りのマイル”と条件は合っているはずだ。過去には16年リゲルS(1着)のサトノラーゼン、17年ニューイヤーSのウキヨノカゼなど有名どころも撃破してきた。初重賞Vの資格はとうに持っている。

 年明けを3戦してここで始動はプラン通り。びっしりと調教を積まれ、態勢は万全だ。人気有力のブラックムーンは追い込み一手の脚質。自在に立ち回れるアウラートが一矢報いる。馬単(11)から(3)(6)(10)(14)(15)へ。

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2017年7月23日のニュース