【梅ちゃん先生 特別編】22日福島8R バレエダンサーが逃げ残る

[ 2017年7月22日 08:00 ]

 平井の酒場「ゆがふ」で一杯やっていると、常連の金城が鰻(うなぎ)代とともに沖縄帰省の旅費まで稼ぎたいと言い出した。「めいっ子の結婚式に出なきゃならねえが、夏休みシーズンの沖縄往復は通常料金の倍だぜ。ついでにご祝儀代も稼げる大穴馬券はねえか」。都合の良すぎる注文だが、一発で仕留めるならバレエダンサーだろう。前走(10着)は1番人気のコパノマリーン(3馬身差の逃げ切り)を積極果敢に追いかけていく強気な競馬。前半2F目から11秒1〜11秒1の短距離戦並みのラップを刻んではバテても致し方なかった。今度は一転、単騎逃げが可能な組み合わせ。2600メートルは2月の小倉500万戦で4番手から徐々に押し上げて3着に好走している。得意の平たん小回りに3キロの減量騎手起用。首尾良く独り旅ができれば、その先には沖縄行きの空の旅が待っている。

 ≪福島9R コットンボウルが外枠で一変≫馬群にモマれると右へモタれる口向きの悪さを露呈してきた。今度は馬群にモマれづらい外枠。内から伸びかけた前走(5着)から大駆けがあるかも。

 ≪中京11R コアレスキングが大外から追い込む≫最近10戦は準オープンで1〜3着0回、4着4回、5着4回。コアレスキングは掲示板確保率8割を誇る半面、1度も馬券になっていない。堅実に追い込むが、ワンパンチ足りないのだ。今度は先行馬ぞろいのメンバー構成。しかも、良馬場とあれば、上がりはかかるだろう。鞍上は腹を据えたレース運びができる中谷。馬券圏内に食い込む、またとない舞台だ。

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2017年7月22日のニュース