【細原・騎手で獲る 特別編】22日中京12R 素質馬パンサーバローズが久々の芝で一変

[ 2017年7月22日 08:00 ]

 トラックバイアス(コースにおける有利不利)が読みづらい中京。先週の芝も内側は荒れ、外を通った馬が伸びる状況でレコードが飛び出していた。騎乗したジョッキーは「4角手前から直線にかけて内側は全く伸びない。あの馬場で時計が速いのは不思議」と首をかしげていた。加えて「馬の脚元は心配だが、これだけ下が硬いと能力差がハッキリと出る。今週もこの傾向は変わらないんじゃないかな」とも…。最終週でも高速決着。今週も馬場のいいところを走れる「好位差し」の馬に注目だ。

 中京12Rパンサーバローズ◎。新馬戦(0秒2差2着)以来となる芝だが初陣で競った相手は、先々週の中京1000万クラスでレコードVを決めたミリッサで評価は高い。ダートで勝ち上がってきたが、外国産馬にしては跳びが軽やかで芝適性は相当だ。スタートセンスも良くポジションが取れて、しまいも長くいい脚を使える脚質は今の中京にはピッタリ。素質は500万クラスではなく、ここは通過点になる。馬券は馬単・馬連。相手はレインボーフラッグ、ラビットラン、エンヴァール、アポロテキサス、スマートウェールズ、セイントバローズ。

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2017年7月22日のニュース