【梅ちゃん先生 特別編】16日函館11R ツクバアズマオーの勝機

[ 2017年7月16日 08:00 ]

 マイネルミラノがマイペースに持ち込んで楽々逃げ切った昨年の函館記念。前残りの流れを後方から3着まで追い込んだのがツクバアズマオーだ。「こんなに落ち着いた流れならもう少し前に付けて、早めの競馬をしたかった」と主戦・吉田豊が悔しがったのを覚えている。今年は一転、流れが速くなりそうな顔ぶれ。マイネルミラノにヤマカツライデン、ステイインシアトルの逃げ馬が加わった。ツクバアズマオーの末脚を生かせる展開が待っている。

 輸送でイレ込む気性だけに滞在競馬も合っている。このレースを目標に美浦、函館で追い切りを入念に重ねてきた。久々を感じさせない仕上がり。前走・日経賞(2500メートル)は距離の壁に泣いたが、今度は中山金杯を制した得意の2000メートル戦。重賞2勝目を挙げるチャンスだ。

 大穴ならスーパームーン。前走・巴賞とは一変、動きに切れが出てきた。休み明けを1度使って効果は大きい。距離延長も55キロのハンデも有利。昨年AJC杯2着の実績をお忘れなく。

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