福永祐一 史上8人目JRA通算2000勝 武豊に次ぐ2番目の早さ

[ 2017年7月15日 13:55 ]

15日中京8RでJRA通算2000勝を達成した福永祐一騎手
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 JRAの福永祐一(40、栗東・フリー)が15日の中京競馬場8Rで圧倒的1番人気・キセキ(牡3=角居厩舎、父ルーラーシップ、母ブリッツフィナーレ)に騎乗し勝利。史上8人目となるJRA通算2000勝を達成した。

 重賞3着の実績から単勝1・5倍の人気を背負ったキセキ。中団で競馬を進めると、直線ではスムーズに外に導かれて力強い末脚を披露し完勝した。2馬身差の2着にはスズカディープ、さらに3/4馬身差の3着にはコメットシーカーが入った。勝ちタイムは1分59秒1。

 この日がデビューから数えて「21年4カ月14日目」で、武豊(15年6カ月21日)に次ぐ2番目の早さでの大記録達成となった。中京競馬場は96年3月2日に騎手デビューし、マルブツブレベストで初騎乗初勝利した思い出の地。

 今年は2月の落馬事故で左肘内側側副じん帯を損傷。1カ月間の休養を余儀なくされたが、ここまで66勝を挙げ、自身8年連続の年間100勝を達成できるペースで勝ち鞍を量産している。

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