【大井・JDD】本田正重 地方馬7年ぶり偉業「毎日、この日のことを考えていた」

[ 2017年7月12日 20:39 ]

<大井・ジャパンダートダービー>1着でゴールしたヒガシウィルウィンと本田騎手
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 3歳ダート王決定戦「第19回ジャパンダートダービー」(G1、ダート2000メートル)が大井競馬場第11Rで行われ、本田正重騎手騎乗の船橋所属の5番人気・ヒガシウィルウィン(牡3=船橋・佐藤賢厩舎、父サウスヴィグラス、母プリモタイム)が地方勢として7年ぶりに優勝。JRA勢7頭を蹴散らした。

 G1ジョッキーとなった29歳・本田正は「本当にうれしいの一言です」と笑顔。「皆さんのおかげ」と大井競馬場に詰めかけた多くのファンに頭を下げた。

 このレースがヒガシウィルウィンと初コンビ。主戦の森泰斗騎手の怪我で騎乗が決まったときには「プレッシャーはもちろんありました。毎日、この日のことを考えていた」と地方代表馬に騎乗する重圧と戦った。

 「泰斗さんには昔からかわいがっていただいたので、泰斗さんの分までという気持ちだった」と意気込んで臨んだレース。「(道中は)追ってはいたけど手応えはあった。馬も頑張ってくれた」とパートナーを称えた。

 「南関東を背負っていく馬になると思うので、これからも応援よろしくお願いします」と再び頭を下げると、7年ぶりの中央勢撃破に沸く大井競馬場のファンは大きな拍手を送った。

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2017年7月12日のニュース