【桐生・イースタンヤング】“ラストチャンス”片橋デビュー初V

[ 2017年7月5日 05:30 ]

<桐生・イースタンヤング>優勝した片橋(中央)。左はドラ恋ガールの高橋真以
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 ボートレース桐生のG3「第4回イースタンヤング」は4日、最終日12Rで優勝戦が行われ、4号艇の片橋幸貴(29=滋賀)が抜きで優勝した。片橋はデビュー初優勝。優勝賞金200万円に加え、プレミアムG1「第4回ヤングダービー」(9月19日開幕、蒲郡)の出場権を獲得した。2着は山崎郡(27=大阪)、3着は上條嘉嗣(27=大阪)だった。

 優勝戦は大阪支部3人を含めて近畿地区6人による争い。伏兵の片橋が大仕事をやってのけた。「怖かったけど頑張った」とフライング持ちをものともせず、4コースカドからコンマ08の快ショット。1Mのまくりは今井の抵抗にあったが、勝利の女神は見放さなかった。2Mは山崎と滋賀支部の先輩・遠藤でもつれる展開。「全速で入ったらいけるかなと思った。いつも2コーナーは狙っているので」。上條嘉の頭を抑え、狙い澄ましたまくり差しで突き抜けた。ファンの祝福を受け「めちゃくちゃうれしい。誰も僕が勝つとは思ってなかったでしょうけど」。ラストチャンスでヤングダービーの切符を獲得。「まさかいけるとは思わなかったけど、最後の年なので頑張らないと。僕は1着か6着。目立てるように頑張りたい」と瞳を輝かせた。

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2017年7月5日のニュース