【2歳馬チェック(函館)】デルマキセキ 大激戦制した米国産馬

[ 2017年6月28日 11:00 ]

ゴール前の直線で接戦を制した(7)デルマキセキと藤原康太騎手
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 25日、函館競馬場5Rで行われた「メイクデビュー函館」(芝1200メートル)は、藤岡康太騎手騎乗のデルマキセキ(牝2=友道厩舎、父ScatDaddy、母Tashawak)が4着までタイム差なしの大激戦を制した。

 スタート後、気合をつけて3番手を追走したデルマキセキ。最後は4頭の激しい叩き合いとなったが、鼻差でデビュー戦を勝利で飾った。逃げたタイセイアベニールが粘って鼻差の2着。さらに鼻差の3着にはティーカラットが入った。勝ちタイムは1分10秒4(良)。

 父は米ダートG1・2勝のScatDaddy、母はTashawakという米国産馬。騎乗した藤岡康は「発馬がひと息だったが、二の脚でいいポジションを取れた。最後も追った分、しっかり反応してくれた。道中の手応えが終始よかったわけではないので、むしろ1度使って次が楽しみ」と上積みに期待した。

 次走注目は4着のラスエモーショネス。直線では進路が狭くなり、最後は間をぬって末脚を伸ばす苦しい競馬もタイム差なしの4着に食い込んだ。

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2017年6月28日のニュース