【2歳馬チェック(東京)】マイネルサイルーン 波乱演出も、まだ成長段階

[ 2017年6月26日 14:21 ]

産駒の芝での勝ち上がりは2頭目となったキャプテントゥーレ
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 24日、東京競馬場5Rで行われた「メイクデビュー東京」(芝1600メートル)は、津村明秀騎手騎乗のマイネルサイルーン(牡2=清水英厩舎、父キャプテントゥーレ、母ジャックカガヤキ)が差しきってデビュー戦を勝利で飾った。

 中団からの競馬となったマイネルサイルーン。コーナーで内を通って先行集団との差をつめ、直線では鋭く伸びて10番人気の低評価を覆した。首差の2着にはさらに後ろから追い込んだミュージアムヒルが入り、やや離れた3着には先行したスピリットワンベルが入った。勝ちタイムは1分35秒9(良)。

 父はキャプテントゥーレ、母は中央4勝のジャックカガヤキという血統。波乱を演出した鞍上の津村が「競馬が上手。抜けてフワッとしたようにまだ余裕がある」と語るように、まだ成長段階。次走でさらなる上積みが期待できる。

 次走注目は4着のモカチョウサン。オルフェーヴル産駒初出走となった同馬だが、手綱をとった吉田豊は「馬の後ろで我慢が利いていたし、最後は脚を使っている。1回使って良くなりそう」と次戦での勝ち上がりに手応えを感じていた。

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2017年6月26日のニュース