【2歳馬チェック(阪神)】イイコトズクシ 珍名…でも「真面目な馬」

[ 2017年6月26日 14:20 ]

<阪神5R・新馬戦>福永を背にメルティキャンディをかわすイイコトズクシ(左手前)
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 24日、阪神競馬場5Rで行われた「メイクデビュー阪神」(芝1200メートル)は、福永祐一騎手騎乗のイイコトズクシ(牡2=音無厩舎、父キンシャサノキセキ、母モットヒカリヲ)が直線入口で抜け出して快勝した。

 好スタートから3番手につけたイイコトズクシ。4コーナーで前を行く2頭に並びかけると、直線では力強く抜け出した。馬群の真ん中をぬって追いこんできたメルティキャンディが1馬身半差の2着。さらに首差の3着にはジュンドリームが入った。勝ちタイムは1分10秒9(良)。

 父はキンシャサノキセキ、母は中央2勝のモットヒカリヲという血統。半兄にNZT2着のイヤダイヤダがいる珍名一族。鞍上の福永は「上手に競馬をしてくれたし、抜け出してからも真面目に走っていた」とセンスを高評価した。

 次走注目は3着ジュンドリーム。好スタートから2番手につけて3着に粘りこんだ。牝馬ながら466キロの力強い馬体でダートも向きそう。半兄のコンドルヒデオはダートで3勝を挙げている。

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2017年6月26日のニュース