【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】24日阪神10R 名手の巧腕でバシレウスライオンが本領発揮

[ 2017年6月24日 08:00 ]

 先週行われた2重賞は予想的に完敗。外れた言い訳にするつもりはないが、函館芝コースのレコード連発には驚いた。開幕週なのである程度の時計は出ると思ったが、函館スプリントSの1分6秒台は衝撃的。「力のいる洋芝が合う」との見立てで函館に遠征した馬にとっては、全くの想定外だったことだろう。芝コースの管理が難しいことは承知しているが、さすがに硬くつくり過ぎた感が否めない。今週はどうなるか?まずは土曜前半に行われる芝のレースに注目したい。

 本日の馬券的な勝負どころは阪神10R。降級4歳馬でも、前走が12着なら配当的な妙味が期待できる◎バシレウスライオンを狙い撃ちだ。その前走は2番人気という高い支持を集めていたが、結果的に最内1番枠が災い。包まれるのを嫌って積極的に出していったものの、外の2頭が速かったために3番手インで手綱を引っ張る形。そのまま直線まで窮屈な競馬になり、全く持ち味を出せずに終わってしまった。2着した2走前の岡崎特別(中京芝1200メートル)のように、すんなり先行できれば1000万クラスでも勝ち負けが可能な実力の持ち主。500万に降級して鞍上にはルメールを起用、枠順も外に速い馬がいない10番枠の今回はガラリ一変が期待できる。

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2017年6月24日のニュース