【細原・騎手で獲る　特別編】２４日函館７Ｒ　積極策でロイヤルメジャーの一発

　先週の函館はレコード連発の特殊な芝だった。現地でレースにまたがったジョッキーは「例年よりも芝丈が短く、スピードが生きる馬場。あれなら前に行った馬は簡単には止まらないよ」と超高速馬場を嘆いていた。メインの函館スプリントＳは昨年ソルヴェイグのレコードを１秒も短縮するなど、開催２日間でレコード４発。さすがに今週は調整してくるはずだが、洋芝は１週間でガラリと傾向が変わる。土曜の前半レースでしっかりと見極めてから馬券を組み立てたい。

　ただ予想の印はそうはいかず、記者は先週通り高速決着との見立てだ。勝負レースは函館７Ｒ（芝１２００メートル）ロイヤルメジャー◎。この舞台は昨年の新馬戦で勝利を挙げた条件。ここ２走はダートでひと息の戦績だが、パワフルな走りで洋芝は得意にしている。ここ少頭数で単騎逃げも見込めるメンバー。減量騎手起用で積極的な競馬なら勝ち負けできる。馬券は馬単・馬連。相手はドゥモワゼル、ヴィーナスフローラ、ニシノエアレス、マカレア、ネオフレグランス、ワカコマタイヨウ。

　函館１１Ｒ・ダートの大沼Ｓはモズライジンに◎。しまいの脚は堅実だが今回は小回りが鍵。ただメンバーを見るとテイエムジンソクを筆頭に、人気の先行勢がそろい展開が向きそう。前崩れなら一発ある。馬券は馬連とワイド。相手はテイエムジンソク、タガノエスプレッソ、ジェベルムーサ、ディアドムス、マイティティー、リーゼントロック。