【宝塚記念】ブラック 春のG1・3連勝へ「順調」ローテも◎

[ 2017年6月20日 05:30 ]

「宝塚記念」で春のG1・3連勝に挑むキタサンブラック
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 春のG1・3連勝に挑むキタサンブラック。レースを6日後に控えた全休日の月曜朝、担当の辻田厩務員は愛馬の脚元をチェックしてから馬房の掃除を始めた。

 「順調に、何事もなく来ていますよ。大阪杯の前はテンションが高くて心配したけど、今は気持ち的に随分と楽になっている感じ。3200メートルから2200メートルというローテーションもやりやすいですね」

 前走後は約1カ月のリフレッシュ放牧へ。1週前追い切りはCWコースでパリンジェネシス(3歳未勝利)とウィズ(2歳未勝利)を約10馬身追走。ジワジワと差を詰めて直線は外へ。さすがに突き放すことはできなかったが、パリンジェネシスに首差、ウィズには1馬身半先着。6F79秒1〜1F12秒4ときっちりと動けていた。

 調教を担当する黒岩(レースは武豊)も「追い掛けた分、しまいは甘くなったけど、それでも(6Fが)80秒を切っているし、(1Fは)12秒台前半ですから。来週はサラッとやるぐらいで十分だと思います」と出来に太鼓判を押した。

 ここを勝てば、秋の大目標に掲げる仏G1「凱旋門賞」(10月1日、シャンティイ)への参戦がグッと現実味を帯びてくるだけに、負けられない一戦となる。

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2017年6月20日のニュース