【函館SS】“函館女”クリスマス、芝コースで切れた11秒4

[ 2017年6月16日 05:30 ]

単走追いを行うクリスマス
Photo By 提供写真

 クリスマスは芝コースで単走追い。終始馬なりで計時は4Fからと軽めの内容ながら、4F49秒0―3F35秒3。ラスト1Fも11秒4と好タイムをマークして切れのある動きを披露した。「少し速くなったが指示通り。このクラスの馬なので動きは良く見せる。息の入りも楽だった」と見守った伊藤大師。「放牧から帰ってきた時は(レースに)間に合うかな…と思ったが、先々週からグンと調子が上向いてきた」と臨戦態勢は整った。

 函館芝は【3・0・1・0】の得意舞台。「洋芝が合うのもあるが、平たんの小回りという条件が、この馬には最適。中山だと坂で力を使い切り、最後の50〜100メートルで脚色が一緒になる」と好走の要因を挙げる。「相手は強いが、この馬の“得意分野”で付け入る隙がないか。年齢(6歳)的にもお母さんになる前に、何とかもう一つ勲章を」。願いを込めて送り出す。

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2017年6月16日のニュース