【2歳馬チェック(東京)】プレトリア ゲート課題も切れ味は抜群

[ 2017年6月12日 07:40 ]

新馬戦で2着に入り、次走での勝ち上がりが期待されるレピアーウィット
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 10日、東京競馬場5Rで行われた「メイクデビュー東京」(芝1400メートル)は、吉田隼人騎手騎乗のプレトリア(牡2=中川厩舎、父ヨハネスブルグ、母ダイワエタニティー)が大外から一気に差し切ってデビュー勝ちをおさめた。

 スタートで後手を踏んで道中は15番手からになったプレトリア。直線で大外に出されるとメンバー最速34・2秒の末脚で差し切った。並んで追い込んだレピアーウィットが半馬身差の2着。内から追い込んだマイネルキャドーがさらに頭差の3着に食い込んだ。勝ちタイムは1分23秒6(良)。

 父はヨハネスブルグ、母はダイワエタニティーという血統。父譲りの切れ味をデビュー戦から披露した。父の産駒で重賞を勝ったのはネロ(京阪杯)、ホウライアキコ(デイリー2歳S)とともに2歳時から活躍。この馬も2歳戦線を盛り上げる1頭となりそう。

 次走注目は藤田菜七子騎手が騎乗した6着ミヤビチーター。差し馬が台頭するなか逃げて6着に粘りこんだ。ショウナンカンプ産駒でスピード能力は上位。単騎で逃げることができれば勝ち上がりのチャンスは十二分にある。

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2017年6月12日のニュース