【全日本覇者決定戦】湯川 若松周年初V!イン逃げで押し切る

[ 2017年6月7日 05:30 ]

全日本覇者決定戦を制し賞金ボードを掲げる湯川浩司
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 ナイターG1「全日本覇者決定戦」優勝戦が6日、ボートレース若松12Rで行われ、湯川浩司(37=大阪)がイン逃げで押し切った。今年2度目の優勝で若松周年初制覇。G1は11回目の優勝。2着は毒島誠、3着には山本寛久が入った。

 湯川らしくクールに決めた。コンマ21の比較的安全S。軽快先マイからバック先行。道中迫る毒島をきっちりと振り切った。ゴール後、スタンドに向かって右手で手を振り、祝福する花火を眺めた。

 壇上でも表情を崩さない。だが、第一声は意外なものだった。「こんな顔しているけど結構うれしい。途中で抜かれたら恥ずかしいし、しっかり回ろうと思っていた。ホッとしている」

 これが若松周年初制覇。8月の当地SGメモリアルにも出場する。「若松は元々大好きだったが大好物になった」。ファンをドッと沸かせ、湯川は渋みのある笑顔を浮かべた。

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2017年6月7日のニュース