【エプソムC】パドル 闘志メラメラ「今は時季的にいい」

[ 2017年6月7日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=6日】馬場開門前こそヒンヤリしているが朝イチの調教が終わる頃にはすっかり夏の気候。当然、暑さに強いタイプがいれば弱いタイプもいる。「今は時季的にいいのかも」と話すのがエプソムCに出走するパドルウィール担当・島助手だ。昨夏に中京芝2000メートルのシンガポールTC賞(1000万)で1分58秒4とコースレコードを刻んで快勝。小倉大賞典、金鯱賞と年明け2戦は2桁着順が続いたが前走・都大路S4着に柏原は復調の兆しを感じた。

 「小倉大賞典と金鯱賞の頃は追い切りで時計が出ても乗っていて物足りなさがありました。今は男性ホルモンがバンバン出て馬っ気が凄い。うるさいけど落ち着きがあって、中京でレコード勝ちしたときもこういう感じだったんです」

 いわば闘志に火が付いた状態だ。重賞でも通用するのは昨年12月の金鯱賞2着で証明済み。休み明けを叩いて東京へ。「調子は上がっているし、左回りの方が競馬はしやすそう」と初タイトルを狙っていく。

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2017年6月7日のニュース