アドマイヤコジーン死す…02年安田記念制し最優秀短距離馬

[ 2017年6月7日 05:30 ]

02年安田記念を制したアドマイヤコジーン
Photo By スポニチ

 02年安田記念などG1・2勝したアドマイヤコジーンが6日朝、けい養先のクラウン日高牧場(北海道日高町)で死んだことが分かった。21歳だった。死因は大動脈破裂とみられる。

 98年に栗東・橋田厩舎からデビュー。初戦は3着に敗れたが、2戦目から3連勝で朝日杯3歳S(当時)を優勝。翌年1月に右トモを骨折、その後は勝てない時期が続いたが6歳になって挑んだ安田記念を優勝。この年のJRA賞最優秀短距離馬に選ばれた。現役を引退後は種牡馬として活躍、アストンマーチャン(07年スプリンターズS)、スノードラゴン(14年同)など短距離G1馬を出している。21歳になった今年も種付けを行っていた。同牧場の矢野場長は「突然のことで、兆候も見られなかった。カイバも食べて運動していたし、馬はまだまだ元気だったのに。残念です」と悼んだ。

続きを表示

2017年6月7日のニュース