【鳴尾記念】シアトル、逃げ粘って重賞初V 武豊「まだまだ良くなる」

[ 2017年6月3日 15:48 ]

鳴尾記念を制したステイインシアトル(左)
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 「第70回鳴尾記念」(G3、芝2000メートル)は3日、阪神11Rで行われ、武豊騎手騎乗の3番人気ステイインシアトル(牡6=池江厩舎、父ステイゴールド、母シアトルサンセット)が重賞初Vを飾った。勝ちタイムは1分59秒4。

 好スタートから楽に先頭に立ったステイインシアトル。「自分のペースで走れると強い」という武豊の言葉通り、余力を持って直線を向くと、スマートレイアーの追撃を振り切って重賞初V。思い通りの展開に武豊も「うまくいった」としてやったりの表情だった。

 6歳馬ながらここまでまだ10戦しか走っていない。鞍上も「ようやく馬が良くなってきた」と愛馬の成長に手応えを感じている様子で「まだまだ良くなる要素を残している。これからも活躍してくれると思う」と期待を込めた。

 1番人気スマートレイアーは中団から前を見ながら追走。直線で外から末脚を伸ばしたが、前を捕え切れずクビ差の2着。さらに1馬身3/4差の3着には7番人気マイネルフロストが入った。

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2017年6月3日のニュース