【細原・騎手で獲る 特別編】3日阪神11R 逃げれば4戦4勝の豊ステイインシアトルが独り旅

[ 2017年6月3日 08:00 ]

 鳴尾記念(阪神11R)は12年から条件が変更。以前は外回りの千八で、馬場の荒れた年末の開催だったが今は開幕馬場で内回りの2千に。昨年レコードVを飾ったサトノノブレスに象徴されるように、毎年高速決着が続き、差し一辺倒では厳しい舞台になっている。

 今年は少頭数でメンバーも小粒。展開ひとつで大番狂わせはありそうだ。◎ステイインシアトル。ハナを奪ったレースは4戦4勝のパーフェクト。自分のリズムで運べば粘り強く、並ばれても抜かせない勝負根性を発揮している。池江師は「股関節はしっくりこない部分を残しているが、脚元は安定している。調教の動きも良かったので」と好勝負を期待する。ここ単騎逃げがかないそうなメンバーで展開面も後押し。先週のダービー・横山典マイスタイル(4着)同様に、武豊も先手を奪えば後続は金縛りになる“独特の存在感”がある。ベテランの巧みなテクニックにも期待したい。馬券は馬単・馬連。相手も先行勢を中心にバンドワゴン、マイネルフロスト、スマートレイアーが本線。スズカデヴィアス、デニムアンドルビー、ミュゼエイリアンも押さえる。

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2017年6月3日のニュース