【日本ダービー】11人が未勝利…新たなダービージョッキー誕生なるか

[ 2017年5月26日 11:00 ]

皐月賞を制し平成生まれ初のG1ジョッキーとなった松山
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 28日、「第84回東京優駿(日本ダービー)」(G1、芝2400メートル)が東京競馬場10Rで行われる。今年参戦する18人の騎手のうち最高の名誉といわれるダービージョッキーの称号をすでに得ているのは7人だけ。11人の騎手が初めてのダービー制覇に挑む。

 ダービー史上最多5勝の武豊はダンビュライトに騎乗。2位タイで並ぶ13人(現役は3人)が2勝であることからも豊の記録は不倒だとわかる。そのダービー2勝ジョッキーからは、M・デムーロがアドミラブルに、四位がスワーヴリチャード、横山典がマイスタイルに騎乗する。

 さらにダービー1勝の岩田(ベストアプローチ)、川田(サトノアーサー)、内田博(ジョーストリクトリ)も参戦。残念ながらもう一人の現役ダービージョッキーの池添は騎乗馬がなかった。

 平成生まれ初のダービージョッキーを目指すのが皐月賞馬アルアインに騎乗する松山。高倉(キョウヘイ)、松若(アメリカズカップ)とダービー初騎乗の2人にもその資格がある。新進気鋭の若手のダービーでの騎乗ぶりにも注目が集まる。

 一方で07年アサクサキングス(1着ウオッカ)、13年エピファネイア(1着キズナ)と2着が2度ある福永はカデナとのコンビで18度目の挑戦。C・ルメールは過去に2度騎乗したが、3着→2着と惜しい競馬が続いている。レイデオロとともに3週連続G1制覇となるか。

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2017年5月26日のニュース