【ダービー】レイデオロが大仕事なるか…藤沢和師の悲願ダービー制覇へ

[ 2017年5月24日 11:00 ]

タッグを組むC・ルメール騎手(右)と笑顔で握手する藤沢和師(左)
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 「第84回東京優駿(日本ダービー)」(G1、芝2400メートル)が28日、東京競馬場10Rで行われる。21日の優駿牝馬(オークス)をソウルスターリングで制し、史上2人目のJRA重賞100勝、史上最多のJRAG1・25勝を達成した藤沢和雄調教師が皐月賞5着のレイデオロを送り出す。

 調教師として最もG1を制している藤沢和師だが意外にも牡馬クラシックは未勝利。「ダービーで久々に手応えのある馬」と評するレイデオロに悲願のダービー制覇の夢を託す。

 02年シンボリクリスエス、03年ゼンノロブロイで連続2着と手の届くところにあったダービーだが、近年は上位に食い込むことはできず。ここ3年は出走馬すらいなかった。

 それだけにレイデオロへの期待は大きい。「クリスエスやロブロイの時と、同じくらい楽しみ」と過去に手掛けた名馬にその姿を重ねるほど。今年初戦となった皐月賞は5着と敗れたが「前走を使ったことで、調整が随分としやすくなった」と状態は上向き。

 28日、65歳と定年が近づく名伯楽の悲願が成就する瞬間がみられるかもしれない。

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2017年5月24日のニュース