【日本ダービー】スワーヴリチャード90点 東京向き強力右手前

[ 2017年5月24日 05:30 ]

圧倒されるほどの臀部(でんぶ)の筋肉量。得意の左回りコースで一変する可能性を秘めているスワーヴリチャード
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 スワーヴリチャードはサウスポーかも…。前肢の形状はそんな印象を与えます。左回りコースは直線に入ると、手前(軸足)を左前肢から右前肢にチェンジ。右回りコースは反対に右手前から左手前に切り替えてスパートします。ところが、スワーヴの場合はコースを問わずにタフな右前肢で走りたがる。膝は左より右の方が滑らかな角度。蹄も左前は立ち気味ですが、右前はしっかり寝ています。直線に入って、その強力な右手前を使えるのが左回りの東京です。

 臀部(でんぶ)の筋肉量には圧倒されます。分厚くて幅がある。その強力なパワーを受ける飛節も立派。腹下にもゆとりがあるため2400メートルにも対応できます。ただし、飛節の下は寂しい。管囲は細め。つなぎも立っています。90点としましたが、得意の左回りコースで一変する可能性を秘めています。

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