【福岡・オールスター】全員が渇望!超抜29号機は茅原がゲット

[ 2017年5月23日 05:30 ]

 福岡での前回SG戦、昨年10月のダービーと同じエンジンでのシリーズ。珍しいケースだ。当時の超抜機が29号。優勝戦、パワフルな動きで白井を2着に導いた。あれから7カ月が経過したが変わらずトップ級として君臨する。

 全員が渇望する、その逸品は茅原の手に渡った。「ダッシュ向きの雰囲気だった。ただ、ピットでの音は良かった」。まだ、パワー全開とのジャッジまでは出なかったが、非凡さの一端は感じ取っていた。

 ドリーム組ではハイアベレージ機の28号を得た石野の動きが目についた。現状でも、なかなかの足色だが、「出そうな雰囲気は感じた」と余力残しを強調する。本格化すれば恐ろしいことになりそうだ。

 石野と同じく大阪支部の松井と田中も良機ゲット。王者・松井の46号機は近況、屈指の勢い。「そこまでの感触はなかった」と話すが水準以上の気配は十分。素性のいい15号機の田中。「乗った感じは悪くない」と前検としてはまずまずの感触をつかんだ。特注は63号機。獲得した菊地は早くも存在感を見せつけていた。

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2017年5月23日のニュース